【鑑賞】『ウィキッド ふたりの魔女』その1

洋画

3連休なので、1日1本見られたら嬉しいな、なhanaです。
今日は『ウィキッド ふたりの魔女』をAmazonプライムで観ました。
実はわたし、映画もではありますが、演劇やバレエを幼い頃からよく見に行っております。

何故そんな話を唐突にしたのかと言うと、『ウィキッド』の原作はミュージカル劇だからです。
もう20年ほど前のことでしょうか。日本で初めて、劇団四季によるウィキッドの公演がありました。東京で初公演をし、見たいとは思いながらも東京が遠く……四季の会(FC)で席を取れなかったこともあり、次に大阪で公演された時に母と一緒に見に行ったことを覚えています。

ウィキッドは誰でも知っていそうなほどの名作『オズの魔法使い』に連なるお話です。
オズの魔法使いの時系列……ドロシーたちの冒険よりもずっと前のお話で、物語は魔法使いオズが治める『エメラルドシティ』から、善き魔女と人々の会話から始まります。

なのでウィキッドへの前置きとして、オズの魔法使いの話をしておこうと思います。
有名な話なのでワンクッションは要らないかもしれませんが、一応入れておきますね。

⚠️ この先、ブログの特性上、物語の核心(ネタバレ)に触れています。
  作品をこれから新鮮な気持ちで楽しみたい方は、ご注意くださいね。

ミュージカルを観た時、正直とても衝撃を受けました。
幼い頃のわたしが絵本で読んだオズの魔法使いは、竜巻でオズという不思議な国へ愛犬のトトと飛ばされた少女ドロシーが、『脳がないカカシ』と『臆病なライオン』と『心臓を失ったブリキ』と冒険をし、真相へと辿り着いて家へと帰る話でした。

主人公であるドロシーが突然竜巻で飛ばされたのもびっくりですが、いきなり『北の魔女』がやってきて、「『東の魔女』を倒してくれてありがとう」と感謝されることにもびっくり。飛ばされてきたドロシーの家が悪い東の魔女を下敷きにして着地したのです。

え! そんなことある!?

当時の幼いわたしでもそう思うインパクト。東の魔女、運悪すぎませんか? それなのによく悪い魔女を今までしていられたね……と吃驚しました。
……この東の魔女も『ウィキッド』には出てくるので、覚えておいて下さいね。

どこまでも続く黄色いレンガ道。これは沢山の映画でオマージュされましたね。『ミッドサマー』の序盤では花で表現されていましたし。「黄色い道を辿れば都につく」と北の良い魔女に言われ、東の悪い魔女が履いていた赤いルビーの靴(原作では銀の靴)を履いてドロシーは旅立ちます。
この黄色い道も靴も、『ウィキッド』にちゃんと出てきます。

ドロシーは仲間たちと出会いながら旅をし、西の悪い魔女に靴を狙われたりします。
オズの魔法使いではドロシーが主役であるため「魔力が籠った靴を狙っている」ような描写になりますが、ウィキッドの主役は西の悪い魔女なので、その理由が違うことが解ります。

自身が欠けているという仲間たちですが、旅の最中で既にに知恵・優しさ・勇気を見せている姿も印象的なお話です。
旅を続けてオズに出会い、オズはドロシーのように紛れ込んでしまったただの人間であることを知ります。当然魔法は使えず、彼がくれるものは役に立たない。そのくせ気球でひとりで先に元の居場所へ帰ってしまう。
けれど幸せの青い小鳥のように、本当に大切なものは最初からそこにありました。仲間たちが道中で見せてくれる知恵と優しさと勇気です。ちゃんと彼等自身の中にあり、ドロシーもまた帰る手段を最初から持っていたのです。
そうしてハッピーエンドで物語を終えます。

……が、オズひどくない?
気球はドロシーのためのご褒美だったはずなのに、ひとりで帰っちゃうし……
帰りたかったのならもっと早く帰ればよかったのに。たくさんの人達を不幸にして嫌なおじいさんというのがわたしの印象でした。
ですが、此処ら辺もウィキッドを見るとまた感想が違ってくる点かと思います。

それから、映画版のオズの魔法使いに欠かせないものと言えば、「虹の彼方に(Over the Rainbow)」という曲だと思います。わたしはこの曲が大好きです。わたしは高校の音楽の授業でも習ったので、もしかしたら習っていたり、習ってはいないけど聞けば「ああこれ!」となる方も多いと思います。→Amazonで検索してみたところ、CDの取り扱いがあるようでした
もし知らなかったり、このブログを読んでまた見たいなと思ってくれた方がいましたら、是非見てみてくださいね!

『オズの魔法使い』はAmazonプライムビデオで配信中です

という前置きをし、『ウィキッド ふたりの魔女』へ。

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